肩関節周囲炎

  • 肩が痛い
  • 肩があげづらい
  • コリではなく痛みがある
  • 夜寝ている時にズキズキする
  • 電車のつり革も持てない
  • 高いところの物が取りづらい
  • シャンプーするのも辛い
  • 重い物を持つのも怖い

他で良くならない理由

他で良くならないというより、
そもそも肩関節周囲炎は非常に改善しにくいものです。

他の整骨院や整体院などの広告などを見ると

  • ビフォー&アフター
  • 原因は〇〇です!
  • 一回で驚きの効果!
  • こんなに改善しました!
  • 当院の施術法はこうです!

このように書いてあることが多く、
あたかも簡単に改善するかのような
書き方をしているところがほとんどです。

しかし、
肩関節周囲炎と呼ばれているような状態の時には、
痛みや可動域などの変化を見ながら、
個人に合わせて施術を進めて行くしかありません。

ですから
『当院はこんな施術法です!』
なんて書いてあると、
その施術法なら良くなるかもと思ってしまうかもしれませんが、
そうやってやり方を決めているところほど良くならないという、
一般の方にはなかなか理解しがたい現実があります。

症状についての説明 

肩関節周囲炎は一般的には五十肩と呼ばれることが多いです。
正式名称を肩関節周囲炎といいますが、
これは非常に大雑把な呼称であると言えます。

『炎』というのは炎症のことですから、
炎症反応が出ているのであれば
その呼称もまだ納得はできます。

しかし、
ほとんどの五十肩の場合、
炎症で見られる所見はほぼありませんから、
まず肩関節周囲炎という呼称自体が最適とは言えません。

また、
前提として様々なパターンがあるので、
そもそも同じものではないと思いますが、
2~3週間で改善する人もいれば、
4~5年かかる人もいます。

その改善にかかる期間も
何をもって改善と言うかが難しいところで、
数年経ってようやく痛みがなくなっても、
肩が完全にはあがらない状態が残ってしまう人もいます。

どうせ肩があがらない状態が残ってしまうなら
施術を受けてもあまり意味がないのではないか?

と考える人もいますが、
そこが非常に難しい問題です。

確かに他の部位の他の症状と比べると、
改善度合いは乏しいものです。

しかし、
施術を受けながら他動的(施術者が腕を持って動かすなど)に動かすことで、
自力で動かせる範囲よりも少し大きく動かすことができます。

これを地道に繰り返すことで、
痛みがなくなった時に少しでも動きやすい状態になると考えられます。

何より個人差はありますが、
施術によって多少は痛みが緩和します。

痛みの度合いが強ければ強いほど、
身体は緊張しやすくなり、
痛みが長期的になりやすいということが言えますから、
少しでも痛みが緩和するのであれば、
やはり施術は続けた方が良いと言えます。

ちなみに、
四十肩と呼ばれることもありますが、
肩に何かしらの症状が出るにあたって、
五十歳くらいで出れば五十肩、
四十歳くらいで出れば四十肩と呼ぶだけなので、
特徴などに大きな違いはありません。

原因

原因をはっきりお伝えしたい気持ちは山々なのですが、
正直五十肩に関しては原因不明です。

他院のホームページなどでは
様々な原因が書かれていますが、
適切なものはひとつもありません。

中には
「五十肩は、肩関節の拘縮によって起こります!」
と書いてあるところも少なくありませんが、
そもそも拘縮という言葉自体が
関節の組織が固まって可動域制限が起こることを指しますから、
「関節が固まるのは、関節が固まるからです!」
と言っているに過ぎません。

当院での改善法

当院では、
お困りの方ひとりひとりに合わせて

  • どこまで動かせるか?
  • どのポイントで痛みが出るか?
  • 腕の上げ方によってどのような違いがあるか?
  • 各施術法ごとにどの程度変化があるか?
  • 次回来院時にどの程度効果が持続しているか?

など、
細かくヒヤリングをして進めて行きます。

原因の特定が難しいので、
施術法も決め付けることはできません。

だからこそ、
ひとりひとりに合わせた
オーダーメイドの施術をすることで、
少しずつでも確実に改善を目指していきます。

肩関節周囲炎と呼吸の関係

当院で特に重点を置いてチェックしているのが呼吸です。

実は呼吸を正しくできていない方が多くおられます。

呼吸ができていないことで、身体の安定感がなくなり姿勢を悪くさせてしまうだけでなく、無駄な力が入りやすくなり肩周りの筋肉や関節に負担をかけてしまっています。

そこで当院では呼吸を正しくするためのエクササイズも行なっております。

電話やLINEから
予約/問い合わせができます

営業時間日・祝
9:00〜21:00
※火曜午前△は、第2火曜のみ休診
※土曜午前▲は、9:00〜13:00まで
※不定期で休診の場合もございます

院へのアクセスを確認する>

お客様の声を一部ご紹介!